6年生 理科「酸とアルカリ」

6年理科「水に溶けた酸は金属を溶かすか」

クエン酸や、酢酸、二酸化炭素(炭酸)など、いろいろな「酸」と出会ってきた6年生。
「酸」はどれも、水に溶けてはじめて働くことを学んできました。
≪課題3≫

≪課題4≫

 今日の理科は、「水溶液にした酸は金属も溶かすか?」という学習課題です。
使ったのはクエン酸とマグネシウム。クエン酸は、水溶液にしているので、酸として働けるようにはなっています。みんなの発表を聞いてみます。



6年生からは、「炭酸飲料水を水筒に入れてはいけないと聞いたことがある!」「水筒の金属が溶けだして中毒になってしまうから!」という意見や、「クエン酸や炭酸の入った『レモンスカッシュ』はアルミ缶に入っているけど、溶けたりしていない!!」という反対の意見が出ました。

フィクションの世界では、敵を溶かす効果を持った「酸」が登場するけど、実際にどうなるのかは分かりません。議論は白熱していたけれど、残念ながらタイムアップ。
結果は実験で確かめました。



なんと、クエン酸水溶液は、炭酸カルシウムだけでなく、金属のマグネシウムも溶かすことが分かりました!

酸はどんな金属も溶かすことができるのか。
金属が溶ける時に発生する気体も二酸化炭素なのか。
次回の理科も考えていきましょう。

(6年生理科担当 是恒)

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