小学校
先生コラム
3年生 総合 ストロー笛で音の実験!
3年生 総合の授業の様子
今週の総合は「音」についての学習です。音が出ている時にその物がどうなっているかを探っていきます。
第1回目は「ストロー笛」に挑戦!
みんなが見つめる中、先生が見本を見せました。ストローの先をはさみでカットします。事前にアイロンを当ててストローの先を2センチほど温め平らにしておきました。そこを斜めにカットして笛の音源となるリード部分を作りました。口にくわえ、やさしく息を吹くと「プー」っと音が出ました。作り方を聞いてさっそくみんなも挑戦!
吹くときにちょっとしたコツが必要です。上と下のくちびるでストローを挟み、少しだけ隙間をあけると出るのですが、この調整がむずかしい。「音が出せた子はまだ出せない子に教えてあげましょう」と伝えると席を立ってみんなで教えあいが始まりました。この教えあいも大切な学習な一つです。なんとか全員、音を出すことができました。
「このストロー笛の長さを変えるとどうなるでしょうか?」
ストロー笛を吹きながらハサミでカットしていくと、音が変化しましたね。短くなると音が高くなっていきました。
続いて、ちょっと太めのタピオカストローと、手作りのリードを渡しました。
「ストローの太さを変えるとどうなるでしょうか?」
リードはクリアファイルをストローの穴のサイズに合わせて丸く切ったものです。それをセロハンテープでとめるとタピオカストロー笛ができます。とても簡単です。さてさて、どんな音が出るでしょうか。
吹いてみると「ブオーーー」と地響きのような汽笛のようなとても低い音がでましたね。これはあまりコツはいらず、どの子もすぐに音が出せました。
さらに、笛をひっくり返してリードが外に出た状態で思いっきり吸い込んでみると・・・?
目の前でリードが鳥の羽のようにパタパタと上下にふるえていました。音が出ているときはリードが「ふるえている」ということがよく分かりましたね。
笛の長さの違い、太さのちがい、笛が鳴っているときの様子について学習しました。
≪子どもたちのノートより≫
今日、総合でストロー笛をつくりました。わたしは最初はうまく鳴りませんでした。でもともだちが教えてくれてできました。「かるくくわえて思いっきり吹いた方がいいよ」とおしえてくれました。ふいたときにちょっと口がいたくなりました。
今日、先生といっしょにストロー笛を作った。ストローが長いと低い音がでて短いと高い音が出た。それからストローが太いと低い音がでて、細いと高い音が出ることがわかった。私は2cmぐらいに短く切って吹いてみた。とても高い音がでた。びっくりした。
今日、先生がストロー笛をつくろうといいました。作ったけど、さいしょ私はぜんぜん音がでませんでした。それでともだちが手伝ってくれたら、うまくできた。タピオカストロー笛もつくった。わたしは、リードのところをテープでつよく巻きすぎてしまったので、音がでませんでした。友だちが「それだと音が出づらいから、ゆるくテープでとめるといいよ」と言ってくれて、テープを貼り直したら、さいしゅうてきに音がでた。うれしかった。
次回も「音」について学びます。お楽しみに!
(3年生総合科担当 冨田)