小学校
先生コラム
2年生 総合 ダンゴムシの観察
2年生 総合の授業の様子
明星学園小学校の近くに井の頭公園があります。先週の総合の時間に公園にでかけ、ダンゴムシを捕まえてきました。それを自分専用の飼育ケースに入れてお世話をしてきました。毎日かかさず霧吹きをかけてやったり、枯れ葉を見つけて餌を入れてやったり、ダンゴムシを取り出して机の上で一緒に遊んだりしてすごしました。それから一週間。今日は見つけたダンゴムシの体をよく調べました。
「ダンゴムシの身体検査をしよう!何か気が付いたことはありますか?」
「触覚があるよ。」
「背中側から見ると、三角形がいくつか重なってみてるよ。」
「机の上で遊んでいる途中、さわるとくるんと丸くなってうごかなくなったよ」
「丸くなるとしばらく動かなくなるけど、ケースにもどすとまたうごきはじたよ」
「手の上にのせてずっと待ってると、うごきはじめるよ。歩かせたらくすぐったかった」
「足は何本かな?」
「12本かな?」
「14本?」
実物を見て、実際に数える子どもたち。ダンゴムシといっぱい遊んで、ダンゴムシの動き方や、体のつくりについてたくさんの発見しました。
その後は、見たことを見た通り絵にします。
はじめは適当に描いていた子どもたちも、友達の絵を見て、描き方を学びます。じっくりとダンゴムシと向き合う時間です。
足を丁寧に観察していた子が発表しました。
「あしにも節(ふし)がある!」
自分で捕まえたダンゴムシにはそれだけの力があります。
見たことを見た通り絵にすることで、ダンゴムシの体の構造を認識することができるのです。
≪子どもたちのノート≫
(2年生 担任 林)