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バンガロール通信3:8/4(火)「社会的インパクト&インクルージョン」・8/5(水)「文化遺産・アート・保全」
DAY4:8/4(火)🇮🇳 「社会的インパクト&インクルージョン」
割と大きめの道路に面したところにホテルがあるからか、バンガロールは朝からとても賑やかです。バイクもバスも車もクラクションをよく鳴らします。朝と夕方だけ通勤ラッシュで混んでいるのかと思っていましたが、1日中渋滞続きのようです。エネルギッシュな街です。
さて、朝ごはんもバイキングですが、私たちのためにインド料理だけではなく、ジャーマンポテトや、パスタ、ソーセージと野菜の炒め物なども出してくれて、子どもたちに大人気です。(個人的には、毎日違うMASARAが出てくるので、それを食べるのがとても楽しいです。)
この日は、のがちゃん(タイガーモブ運営スタッフの野川悠人さん)にとって、この旅で一番重いトピックで、どう向き合うかを迷うと話されていたNGO「NEW ARK MISSION OF INDIA(Home of Hope)」を訪問してきました。
こちらの施設は、路上で瀕死の状態でいる人々を救出し、手当てし、最期の時を過ごす場を提供しているところです。
まず、この施設の創設者であるラジャさんからこの施設がどんな場所なのかを映像で紹介してもらいました。私たちの想像をはるかに超える過酷な状態でレスキューされる人たちの存在を知り、みんな絶句。言葉が出てきませんでした。その後、施設を案内していただきました。現在、1000人ほどの方がこの施設に保護され暮らしているそうです。食事作りも保護されて回復された方たちが担当されているとのこと。また、ガスがないため、薪で火を起こしているとのことでした。その薪も回復された方たちが木を切って準備していました。明星生たちは、ここにいる方とどう接すればいいのか戸惑っているように見えましたが、それぞれ心に刺さったことがあったようです。
ホテルに戻ってきてから、4人ずつに分かれて振り返りをしました。テーマは、「ここまでのインドでの体験を振り返る」。私もあるグループに参加しましたが、話題は、今日訪問したN G Oの施設の取り組みとそこで暮らしていた人たちのことに集中しました。「とても衝撃的だった。昨日、小学校に見学に行った時に出会った子たちとの落差が激しくて、余計にインパクトがあった」「生きているのに体にウジが湧いてしまったり、頭が陥没してしまう人がいるなんて…。」「日本には生活保護があるのに、どうしてインド政府は何も対策を立てようとしないんだろう。」「路上生活者やストリートチルドレンがいることは知っていたつもりだったけど、全然違った。ダメなんだけど目を背けたくなってしまった」などたくさんの率直な声が聞こえてきました。私が参加していたグループでは、「あの場所に自分たちは学ぶために行った。でも、あそこで生活している人からすると、ある意味『見せもの』。それなのに、どうしてあんなに優しく対応してくれるのだろう。どうして写真を撮っていいよって言ってくれるんだろう。本当にいいのかな」「でも、ああやって知らせないと寄付も集まらない。寄付が集まらなければあの取り組みは成り立たない」「でも、寄付して支援するだけだとこの問題の解決にはつながらないと思う…」「それでも、知ったからには考えるしかないよね」。ラジャさんが最後に話してくれた「自分のゴールは、誰もが尊厳を持って生き、尊厳を持って死ぬこと」という言葉も思い返され、「尊厳ってなんだろう?」と真剣な言葉を紡ぎあう時間となりました。
その後、夜は、引率スタッフ5人との1on1でこれまでの体験を振り返りました。明星生たちも私以外の大人たちと15分ずつゆっくり振り返りをして、いろいろな話ができたようです。この日の昼食は、ショッピングモールのフードコートで。インド料理が続いていたのでちょうど良い気分転換になったようです。K F C、バーガーキング、ラーメンなど、それぞれ好きなものを食べて、束の間のリフレッシュとなりました。
DAY5:8/5(水)🇮🇳 「文化遺産・アート・保全」
あっという間に5日目です。毎日盛りだくさんで、考えたいこと、モヤモヤ、気になることがごちゃ混ぜになっています。
さて、インドには街中に牛がいると聞いていましたが、なぜか毎朝、ホテルの前に牛がどこからか現れます。街中を走っていても、あちこちで普通に野良牛(?)がのんびり歩いている光景を見かけます。
そして、バンガロールはとても緑豊かな都市。歩いていても木陰が気持ち良いです。気温も25度前後で、日本に戻りたくないくらい快適な気候です。
今日は、Baffalo BackというNGOを訪問しました。
こちらのNGOは、インド中の小規模な農家と協力して、オーガニック野菜やスパイスを作って売ることに取り組んでいる団体です。インドでは地方に行けば行くほど、1人で農家を切り盛りしている女性農家の人たちがたくさんいるそうです。どうしても1人で切り盛りしていると、採算が合いません。大きなマーケットに持って行こうにも規格外と除外されてしまい、せっかく作ったものも買ってもらえない。農家の人たちは、もともと「いい食べ物」を作る力を持っている。私たちも「いい食べ物」を食べたい。もちろんその「いい食べ物」を作る農家さんたちも健康でいてほしい。そんな願いから小さな農家さんたちのコミュニティを作って、それを買うお客さんとも繋げて「いい循環・関係」を築いていくための拠点を作りたいと始めたそうです。代表のヴィシャラさんからお話を聞き終えると、「N G Oをやっていて困難なことはありましたか?」「日本の農家さんは高齢化が進んでいるけれど、インドはどうですか?」「これからやっていきたいことはなんですか?」などなど、子どもたちからたくさんの質問が投げかけられました。
そして、お待ちかねのランチ!今日のメニューは、すべてプラントベース。野菜しか使われていないメニューでした。ハーブがアクセントに使われていたり、柘榴がサラダに使われていたりと、食べ応えも十分。私にはとてもおいしかったです。(みんなには、少しハーブが主張しすぎだったりスパイシーだったりしたようです。)
そして、午後はお待ちかねのローカルマーケット散策へ!多くの子たちがヘナタトゥーに挑戦していました。色鮮やかなマーケットは、見ているだけでもワクワクしました。
ホテルに戻って2時間ほど休憩して、明日のフィールドリサーチのメンバーとテーマ、インタビューしたいことを話し合いました。最後までどうしようか迷っている子もいましたが、自分で決断しました。
(引率:小畑典子)















































