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中高生がみらいをつくる超・文化祭に参加しました!

高等学校ニュース
 12月27日(火)新渡戸文化学園にて開催されたみらいをつくる超・文化祭に参加しました。この文化祭は、「こどもとおとなが一緒により良い未来をつくる」をキャッチフレーズに、中高生も大人も自分たちの取り組んできたことや、より良い未来をつくる新しいアイデアを発表する場として設けられました。明星学園からは8年生3名、12年生3名が参加しました。ポスター発表、ブース出展(活動報告や商品販売)、ドネーションプレゼンの3種類すべてにエントリーしました。
 12年生は「Life Without Plastic」を来場したお客さんに発表しました。12年生の3名の生徒たちの熱意から生まれたプロジェクトで、タイトルの通り「プラスチックなしの生活」を実現したいという想いを体現しました。発表する過程では、コスメブランドLUSH吉祥寺店を訪問し、そのレポートを校内新聞にして発行しました。さらに、明星の8年生にワークショップを実施するなど積極的に活動を行いました。
 文化祭の後半にはドネーションプレゼンが行われました。このプレゼンに参加した生徒たちは自分たちの活動には活動資金が必要で、それをプレゼン内容で徴収するという企画です。なお資金は、来場者からの参加費で賄われます。来場者は発表後に自分の気に入ったプレゼンに投票することで、発表者は資金を得られるシステムとなっています。明星生からは8年生の1名がエントリーしました。
 文化祭のラストはこどもと大人との交流会を行いました。紙一枚に自己紹介を書き、それを持ってできるだけ沢山の人たちとつながる時間でした。そしてここで、12年生が訪問したLUSHの商品製造に携わっている方との出会いがありました。その方は、「友人に偶然誘われたイベントに来たら、私が製造に関わっている商品を紹介する学校を見つけた。私が作った製品の紹介をしてくれてとても嬉しい気持ちになりました。」と感謝の気持ちを述べました。誰かに感謝されることが減っている世の中で、このような出会いがあり、交流できたことは明星生たちにとってかけがえのない経験となったでしょう。
 このイベントに参加して感じたことは、こどもたちには無限の可能性があるということです。多くの方が来場してくれたこともあり、明星生も他校の生徒たちも目を輝かせながら、自分たちの活動に誇りを持って発表している姿がとても印象的でした。このような「自分ごと」が生徒たちの「学び」につながり、「未来」にもつながることを教員の目線から強く感じました。そして明星生の「自分ごと」になった過程を見ることもできました。一緒に参加した8年生のチームは、活動をするにつれて、この取り組みを友達や家族に共有し、そして学校をも巻き込んで広めたいと思うようになりました。このようなこどもたちの「やりたい!」という気持ちを私たちは大切にするべきではないでしょうか。こどもたちの「好き」を体現することを応援できる学校になったらこんなに素敵なことはないと感じました。こどもも大人もハッピーになることが、より良い未来をつくるためにいちばん大切なのだと思います。
(8年生のポスター発表とドネーションプレゼンの詳細は中学校のホームページに掲載されています。ご興味のある方はぜひご覧ください。)