明星学園

トピックス(高等学校)

お知らせ

三鷹国際交流協会(MISHOP)とゲストの方々を招き、プレゼン授業をしました!

高等学校ニュース
三鷹国際交流協会(MISHOP)とゲストの方々を招き、プレゼン授業をしました!

  11年生英語の授業で三鷹国際交流協会(MISHOP)の方と、三鷹市在住の外国人ゲストの方々を招いてプレゼン授業を行いました。プレゼンのタイトルは”Express what you like”「自分の好きを表現しよう」です。生徒たちには3学期の初回授業で告知をして、限られた授業数の中で、試験範囲の学習と並行しながら準備を進めました。ゲストの方を迎えての発表ということも初回に宣言し、生徒たちは「どんな方たちが来るのか」と好奇心を持ちながら準備・練習に取り組みました。
  生徒たちにはプレゼンをする上で3つの条件を与えました。
① 見る側が分かりやすいものを作る(実物を持ってくる、発表スライドを作る、など。)
② この1年間で学習した文法を使う
③ 台本をそのまま読まず、自分の言葉で相手に伝える
この1年間の取り組みの中でどれも大切してきたことです。英語の発音や文法が完璧である必要はなく、大切なのは「伝えたい気持ち」だということを授業の中で実践してきました。
  このプレゼン授業は2クラス分実施し、それぞれ5~6名の外国人ゲストの方々を招待しました。国籍はアメリカ、スコットランド、フランス、マレーシア、フィリピン、ルーマニア、ハンガリーとバラエティーに富んだ方々でした。
  プレゼン当日、ゲストの方々を迎え、いよいよ本番です。トップバッターの生徒は”Maybe you know, I’m nervous...”というセリフから始まり、みんなの笑いを取っていました。生徒たちは様々な「自分の好き」を表現しました。Taking a walk(散歩から経験したエピソード), Tackle some problems(フードロスを減らしたいという発表), Friends are important to me!! (明星の友達が大好き!たくさんの人たちと話したい!)など、生徒1人1人の個性が溢れ出ていました。数人の生徒がゲストの方から質問を受けましたが、それに対して英語で自信を持って堂々と受け答えをしている姿が印象的でした。






  プレゼンの後は、ゲストの方々と英語での交流会を行いました。1チーム3~5人になり、事前に作った質問リストを使いながら、コミュニケーションを取りました。15分ほどの時間でしたが、とても短かったように感じました。「授業で習った文法や発表で使った表現を使おう」と以前から伝えていたので、生徒たちはそれらを意識してコミュニケーションに参加していました。終始笑顔で活発な声が飛び交っていました。












プレゼンを終えた生徒の感想を紹介します。
「文法を使いながらプレゼンを考えたので、文の使い方などが分かってよかった。ゲストの方たちと話すことで、他の国の文化を知ることができた。また、自分のコミュニケーション力を高めることができた。」
「高校で習った英語を、発表を通じて使ったおかげで、こういう時に使えるのかということに気づくことができた。ゲストとの交流会はとても楽しかったです。その国の人のことを聞けたし、私も海外に行ってみたいと思いました。」
「人生において大切なことを教えてもらいました。自分の意志を固く持ち、ブレない心を持つことが大事だと言っていました。」

  「授業で学習した文法は実際どれくらい使えるのだろう?」実践してみないと分からないことが多いと思います。今回のような経験をすることで、英語学習への姿勢やモチベーションが変わっていくのだと信じています。また英語がより身近に、リアルに感じた経験を交流会から学ぶことができました。そして交流会での様子を見て、「英語は使用することが大切」だと改めて感じました。
  最後に、今回の企画実現にご協力いただいた三鷹国際交流協会のスタッフの方々、ご参加いただいたゲストの方々に心からお礼を申し上げます。
高校英語科 松本