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【中学校陸上競技部】東京都駅伝(2020) 2度目の出場で男子チーム7位入賞!

部活動ニュース
11月14日に荒川河川敷 戸田橋競技場を発着点として、東京都駅伝が開催されました。東京都TOPの学校を決める駅伝大会で、毎年150校近くがエントリーします。しかし今年度は新型コロナウイルスの感染防止のため、参加校の数が30校に限定されました。つまり今年度は出場資格を得るだけでも、東京都の上位30番に選ばれる名誉なことです。
出場資格(32校) 
①昨年シード20校 昨年度の東京都駅伝 上位20校
②予選上位10校  予選突破条件:各校3名の1500m合計タイム上位10校
③島選抜2校    八丈選抜・大島選抜
この出場資格のうち、明星学園は②で出場を決めました。

~エントリーメンバ~
 〈オーダー〉 
1区 鈴木 雄太 (3)
2区 佐藤 匠 (3) 
3区 平井 知生 (3)
4区 石井 優佑 (3)
5区 占部 航太 (2)
6区 村岡 大輔(1)
 〈補欠メンバー〉    
楠 心文(1) 

~総合結果~
1位 58:53  足立十一 (3連覇中)
2位 59:41  開進四  (昨年3位)
3位 1:00:21 あきる野西(一昨年3位)
4位 1:00:43 鹿 骨  (昨年10位)
5位 1:00:48 調布五  (昨年21位)
6位 1:00:58 早稲田実業(昨年9位)
7位 1:01:58 明星学園 (昨年不出場/一昨年121位)
8位 1:02:22 十条富士見(昨年2位)
見事7位入賞! 

            1区:鈴木  2区:佐藤  3区:平井  4区:石井  5区:占部  6区:村岡
 Time      10’03      10’13      10’13       9’41      10’48       11’00
区間順位   21位       10位        5位        区間賞!     6位         17位
通過順位   21位       18位       11位         4位        4位          7位

 各校のエースが集まる1区は鈴木選手に託しました。1区は区間順位よりも集団で襷を渡せるかどうか、つまりレースをいかに壊さないかが重要な区間です。明星学園には長距離エースがいないため、各区間でコツコツ順位を上げるプランでした。前との差が開いていたり、単独走になってしまうと焦ってしまい、オーバーペースで入り大失速することもあります。それだけに1区が重要な役割だった我々にとって、鈴木選手の走りはとても大切なものでした。Bestが1分以上速い選手との差も30秒にとどめ、その大役を果たしました。襷を受け取った2区の佐藤選手と3区の平井選手は、この秋に安定感を増した選手です。チームトップの石井選手を4区まで温存できたのは、2選手に対する信頼感があったからです。共にBestを大幅に上回る走りで、2人合わせて10つの順位を上げました。前半を終えて11番は予想以上の展開でした。そして4区は駅伝の折り返しの1区にあたり、後半区間の展開を大きく左右します。我々は石井選手が出走しましたが、見事7人抜きの走りで区間賞を獲得しました。800mでは東京都の3番に入るなど実績はありましたが、長距離でも結果を残しました。この時点でチームとしてはなんと4位。上位4校まで関東駅伝大会出場の切符を与えられるだけに、明星学園の名前が何度も呼ばれました。5区の占部選手はメンバー当落線上から逆転で出走を勝ち取った選手。苦しい展開を予想しましたが、いい意味で大きく裏切る走りをしてくれました。順位をキープするどころか、後ろとの差を広げてアンカーである村岡選手に最後の襷渡しが行われました。最終区は準エースが揃う区間であり、1年生がエントリーされることは数少ないことです。ましてや4位で受けるとは誰も予想しておらず、スタート前は大きな不安があったと思います。苦しい中も3㎞を耐えきり、見事東京都の7位でFinishしました。

 他の入賞校を見ると、毎年上位に入る学校です。活動時間は16:30や17:00までと制限されていた学校がこの舞台で入賞することは、普通は考えられないことなのです。練習量は他学校よりも少ないことは、競技をやってきた私が1番分かっています。そのすごさに選手たちが気付いていないところがまたいいところであり、更なる伸びしろに期待してしまいます。顧問として、本当に最高の1時間でした。引っ張ってくれた9年生の4選手、お疲れ様,そしてありがとう。次は7年生・8年生が中心となってチームを作り上げる番です。我々は強豪校を目指しているわけでは無く、今回の結果を受けて練習量を増やしていくことはありません。速くなりたい,勝ちたい選手もいれば、単純に走ることが好きな選手もいます。それぞれの目標や思いを見失わずに、君たちなりの目標を立てて、またこの舞台に立ちましょう。中学校の先生方や同級生,そして保護者の皆さま、ご声援ありがとうございました。

後列 選手(左から1区鈴木選手) 前列 サポートメンバー

(顧問 福元)