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【中学校陸上競技部】東京都大会 4選手入賞の大躍進!

部活動ニュース
 10月16~17日(夢の島陸上競技場)に東京都大会が行われ、明星学園中学校からは以下の8選手が都大会へ出場しました。各種目で三鷹市Topの選手に加えて、2番手の中で数名が三鷹市代表選手として都大会に進出できる大会です。

~大会初日~
共通男子200m   小澤 耀平 選手 23"49   6位入賞!
1年男子1500m  石田 創良 選手 4'58"75  Best!
2年男子1500m  楠 心文 選手 5'06"68
1年男子100m    山崎陸太郎 選手 13"71 
3年女子800m    石川 結子 選手 2'29"79 8位入賞!
1,2年男子走幅跳  関根理穂寿 選手 4m79cm

~大会2日目~
1年女子100mH  藤本 紗英 選手 17"68  4位入賞!
共通男子800m   占部 航太 選手 2'04"50 準優勝!

 明星学園の初日は、男子1500mからスタートしました。7年の石田選手と8年の楠選手が出場。石田選手はラスト1周で最も早いタイムをマークし、大幅に自己ベスト更新しました。6月の初レースが5分25秒であったことを考えると、4カ月で30秒近く縮めたことになります。着実にスピードも付けているので、来年度は800mと棒高跳びの二刀流に期待です。また2年連続で出場となった楠選手ですが、ラスト2周目あたりから腹痛に苦しめられました。ベスト更新とはならなかったものの、最後まで諦めない良いレースでした。調子が良いときは誰だって楽しく走れます。本調子ではないときこそ、いかにまとめられるかが本当の強さです。楠選手が持つポテンシャルを考えると、4分30秒台にすぐ到達するでしょう。その時に、今回のレースがプラスになったと感じるはずです。
 フィールド種目では関根選手が走り幅跳びで初の都大会出場。関根選手と同じ8年生は入部時に4人でしたが、昨年の都大会では100mに小澤選手,1500mに楠・村岡両選手が出場し、関根選手だけ出場が叶いませんでした。しかし専門種目を走り幅跳びに変えたところ三鷹市Topにまで躍進。今回の出場権を得ました。ベスト更新とはなりませんでしたが、都大会に出場すること自体が立派なことです。「とても緊張した」という関根選手のつぶやきからも、いかに都大会という舞台で力を出し切ることが難しいことかが分かります。続いて1年男子100mには山崎選手が出場。こちらも個人種目では初の都大会出場となりましたが、ベストに近いタイムでフィニッシュ。いずれはリレーでも都大会に出場する力をつけてきた明星学園の軸に成長してほしいと思います。
 午後最初のレースである共通男子200mに、8年生の小澤選手が出場しました。中学2年生100mという種目もありましたが、Bestから入賞が狙える確率の高い共通200mを選択。この共通種目は学年指定ではないため、出場者のほとんどが中学3年生です。予選は9組行われ、上位8選手が決勝に進出できます。小澤選手のBestは5番目だったので、決勝は行けるだろうと見ていました。しかし組の1着でフィニッシュするものも、後半に伸びず、5組終了時点で全体の5位。最終組を残して全体の7番目、2選手に抜かされなければ決勝進出というところで、1選手に記録を抜かれたもののギリギリ8番手で決勝進出。選手・顧問ともに油断していた結果だったと思います。小澤選手の目には涙があったので、この時間は悔しさと恐怖でいっぱいだったはずです。予選から1時間後の決勝では気持ちを入れ直し、チャレンジャー精神で臨みました。予選から0”3秒もタイムを縮めて見事6位入賞(唯一の中学2年生)。今回のレースは小澤選手を成長させたと思います。
 初日最後のレースは石川選手の3年女子800m。大会前はスピードを重視した練習を多めにこなし、速い展開に対応できるように準備をしました。ただ都大会という舞台で、自己ベストが10秒以上も上回る選手に付いていくのは相当な勇気が必要です。そのため後半勝負で追い上げるという選択肢も考えましたが、石川選手は後半苦しくなる展開になることを覚悟して、スタートから先頭集団に付くことを選択しました。レースは予想通り1周目を速いタイムで通過し、この時点で集団は入賞圏内の7人に絞られていました。後半は必死に粘る展開となりましたが、1周目時点に後ろの選手と大きく開いた差を守り切り、都大会での8位入賞を果たしました。今回の勝因は、勇気を出して先頭集団に付いたことだと考えられます。一度大きく差が開いてしまうと、追う立場の選手は非常に焦り、差が縮まらないと気持ちが折れてしまいます。最初に主導権を握れたことは非常に大きかったです。この大会に向けて、心身共にしっかりと準備をしていた石川選手には感心させられました。

 2日目最初は7年女子の藤本選手が1年女子100mHに出場。自身2度目の都大会となりましたが、前回準決勝に進出した100mではなく、今回はハードルで挑みました。他短距離種目と同様に、予選5組のうちタイム上位8選手が決勝に進出できるラウンド制です。1組目に登場して1着でフィニッシュするも、ベストより1秒近く遅れたタイムでした。前日よりも気温が8度低い中での向かい風は、選手にとって影響が大きかったようです。2組終了時点で全体の3番手。後半の3組には藤本選手よりベストの速い選手が5選手控えており、こちらもギリギリの戦いが予想されました。しかし天候の影響からか、他の有力選手も満足いくパフォーマンスが出来ず、5番手で見事決勝進出となりました。天候は変わらず悪条件の中での決勝となりましたが、予選のタイムを0”3秒以上縮めて4位入賞を果たしました。7月末から全体練習がない日も自主的にハードル練習を重ねている姿を顧問として見ていました。藤本選手の性格からも、この結果に満足せず、さらに上を目指して取り組んでいくと思います。
 都大会最後のレースは占部選手が出場した共通男子800mでした。招集からレースまで30分以上待機する間に体が冷えた影響もあったのか、1周目が62~63秒というスローペースになり、先頭集団が10人以上という異例な展開。顧問の私も落ち着かなくなり、スタンドからトラックへ移動して祈るように後半のレースを見守りました。ラスト250mからスパート合戦が行われ、見事2位でフィニッシュしました。5月の時は4つに分かれたうちの地区大会で5位だった選手が、都大会3レースで4位,6位,2位と全て入賞するまでに成長したのは、間違いなく努力の結果です。800mは気持ちが整っていない状態で飛ばしていくと、無難なペースで走った選手にラストで抜かれてしまいます。とはいえ、勝負を掛けなければ上位入賞は出来ません。占部選手の気持ちの強さが、高校でもさらに発揮されることを楽しみにしています。
 私が明星学園中学校に着任したとき、陸上競技部の部員はわずか3人でした。それから3年半後、部員数は15選手まで増え、今回の都大会には8選手が出場して4選手が入賞するまで成長しました。活動報告が長くなってしまい自分の首を苦しめていますが、顧問として本当に恵まれていることだと実感しています。こういう時こそ初心を忘れず、競技以外にも一生懸命取り組み、周りの方に応援される選手となってもらいたいです。
 
        
初日に入賞した石川選手と小澤選手      2日目に入賞した占部選手と藤本選手
(髪型や背伸び等の注文でTake4)       (賞状がカメラを向かずにTake3)
(顧問 福元)