明星学園

トピックス(中学校)

お知らせ

木を知る・自然を知る~①「木工」の授業開き

中学校ニュース
11月になると8・9年生は「木工の授業」と「工芸の授業」が入れ替わります。この二つの授業は、1クラスを2つに分け、年度の前期後期で入れ替えることで、少人数で授業を行っています。
この日は、後期の「木工」の授業開きの日でした。
黒板には、「木ってなに?」「〇くへば 鐘が鳴るなり 〇○○」と書いてあります。
哲学的な問いでもあります。さまざまな意見が出てきます。正岡子規の俳句も多くの生徒は知っているようです。そこから、世界最古の木造建築と言われる法隆寺のお話。木がいかに私たちの生活や文化に根付いているかという方向に話題が広がっていきます。

「では、学校の中にある木について、見ていこう」 
外に出ると、目の前にあるのはプラタナスの大木。和名「すずかけの木」の名の通り、房の形をした実がたくさん実っています。夏でも強い日差しが遮られ、風が良く通る憩いの場所です。小学校校舎の方向に進むとそこにあったのは、「サルスベリ」。今は花の時期ではありませんが、「猿もすべって登れない」と言われるつるつるの幹が特徴です。


   グラウンド隅にあるいちょうの大木です。11月に撮った写真で、葉は青々としていますが、今(12月中旬)は、黄色の葉が風で舞い、根元にたくさん降り積もっています。もう一本の黄葉した大木は、中学校校舎前にある͡コナラの木。11月には、たくさんのドングリを落としていました。


  (中学校副校長 堀内)