今日は民家ごとに伊平屋島で過ごす一日です。台風4号は明け方に通過していきましたが、午前中は小雨が降り風も強かったため、屋内でのんびりと過ごしました。
午後になると、時折晴れ間が広がり、すっきりした台風一過とはなりませんでしたが、亜熱帯気候の海に囲まれた島で民家泊ならではの活動をすることができました。
午後から教員たちは民家さんのお邪魔にならないように巡回してきました。昨日は、悪天候のため突然の予定変更がありましたが、生徒たちはそんなことはどこ吹く風ですっかり緊張も解け、元気な姿で過ごしていました。
出会った生徒たちは、それぞれのご家庭で体験したことを報告してくれました。

「海を見に行った」「島の話を聞いたよ」「海で魚を釣ってきて、今日の夕ご飯で食べるんだ！」
ちょうどシークワーサーをとりに行くグループについて行ったりもしました。
島にんにくを小分けにしているグループもありました。
サーターアンダギーの作り方を教わり、揚げたてを私たちにふるまってくれるグループもありました。
どのグループも島の生活を満喫していて、生徒たちの成長の様子を垣間見ることができました。民家さんを回りながら見た景色を紹介します。
伊平屋島は海に囲まれていますが、山深い雰囲気もあり、山が少ない沖縄の島の中では珍しく巨石や 200 メートル級の山もあり、迫力ある景色が広がっていました。樹齢 200 年以上と言われている琉球松の銘木、「念頭平松」にも圧倒されました。また、伊平屋島は、民俗学の最後の宝庫と呼ばれ、神々と伝統が息づく島でもあります。きっと、生徒たちも島の魅力に感動を覚えたことでしょう。
 今夜は、きっと民家の方の話を聞かせていただき、普段の生活では考えないことに思いをはせてみたりしていることでしょう。
明日は本島に戻り、美ら海水族館に向かいます。