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8年「探究実践」授業レポート『SDGsプロジェクト』

中学校ニュース
8年生(中2)は今、「探究実践」というプロジェクト型の授業に取り組んでいます。ミッションを与えられ、グループで課題解決の道筋を考え、プレゼンまでつなげていく授業です。今学期、取り組んでいるのは「SDGsプロジェクト」。最近はどこもかしこもSDGs、それさえ言っていれば先進的な取り組みをしているというイメージ、ただ最近は逆にその薄っぺらさが目立つようにもなってきています。
明星の探究の授業で大切にしているのは、ごくごく身近なことで解決しなければならないと切実に感じていることを取り上げること、そのような問題に敏感であってほしいという願いがあります。そして、そのような大きな社会問題に対して、小さな一人の自分であってもできることがあるのではないか、実際に行動してみることはできないかということをグループで話し合い、調査した上でプレゼンするわけです。

教室をのぞいてみるとグループごとにポスター発表の準備をしているところでしたが、そこにはこんなテーマが書かれていました。「誹謗中傷・ネット依存について」「子どもの人間関係の希薄化」「先進国と途上国の分断」「男性の家事・育児参加の低さ」「LGBT、性の多様性について」。どれも彼らにとって身近なテーマです。この後、クラス内での発表会が行われ、そこで選ばれたグループは、学期末に7年生対象に発表することになっています。7年生にとっては先輩から大きな刺激をもらえることでしょう。

☆8年「探究実践」の授業紹介動画は、こちらからご覧いただけます。

(中学校副校長 堀内)