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【修学旅行】from OKINAWA #2

中学校ニュース
【修学旅行】 
 先日、修学旅行で沖縄を訪れた。沖縄には過去に3、4度、家族旅行で訪れたことがある。もっとも、いずれも5年以上前の話で、ほぼ覚えていないのだが。
今回は、事前学習を行っていたため、見方や印象は大きく異なっていた。過去に沖縄に行った際も、「ひめゆりの塔」や「平和記念資料館」を訪れている。
当時は、沖縄戦に関してろくな知識もなく、興味すらなかった。
平和祈念資料館は、当時、小学校低学年だった私には直視できないようなものもあり、記憶には恐怖として刻まれている。
今回訪れた際、資料館を回りながら予想以上に内容を覚えていて自分でも驚いた。
今回も、直視できなかったものがあった。
前回と同じ場所だ。
それが、自分としては、少々情けなくも思えたが、事前学習により当時の時代背景を理解できていたからか、前回よりもしっかりと見て回り、より身近に感じることができた。
やはり、ある程度の予備知識は必要なのだろうと思う。
また、何年も期間が開いているので当然と言えば当然なのだが、見え方、考え方、感じ方が大きく異なっていて、それも面白い体験となった。
二日目の各コースごとの文化体験では、カヤックを体験した。
カヤックも、以前沖縄に行ったときに断片的な記憶でしかないが、2回ほど体験したことがある。
いずれも、私は小学校低学年で漕ぐことに関しては、大した役割を担っていなかったが、今回、操縦の難しさを実感した。
風や波で、船が思い通りに進まなかった。また、
漕ぐにもかなり力が必要で、終わった後には、腕がかなり疲れていた。カヤックも、同様に過去に訪れた際とは違った感じ方ができた。
また、カヤックの前のマングローブ散策も、とても興味深かった。
実際に視て、感じることは、とても大切なことだったんだなと実感できるような時間だった。
今回、修学旅行で沖縄に行って、見え方、感じ方、考え方が過去とは大きく異なっていたことを実感できた。
普段、あまり感じられない面白い経験だったと思う。
当たり前ではあるが、時が流れれば人は変わっていくのだなと思った。
また、時の流れは本当に早く感じられる。
だからこそ、いまを大切に生きていきたい。
                          



(副校長 石井)