【修学旅行】
私が修学旅行で印象的だったものはほぼほぼ民泊なのでしおりを読みながら学生最後かもしれない修学旅行を思い出し、書いて見る事にする。
1日目、バスは早めのを選んだつもりが同級生が思ったより多く乗ってきており、まだ友達が居れば良かったものの顔しか知らない人しか居らず正直かなり気まずかった
羽田に着いても仲のいい子に限っていつまで経っても来ず私はマックの袋を片手に同じ所でずっと硬直していた
修学旅行始まる前から既にかなり泣きそうだったがギリギリで友達が到着し一命を取り留めていた
そこから案内の人の説明を聞いたあと飛行機に乗る
座席に着く頃には先程の最悪な気持ちなどは全て東京に置いていっていた
学生最後かもしれない修学旅行、正直かなりウキウキで、事前にダウンロードしていたアニメは途中で見るのを辞めた。
現地に着き、バスに乗りひめゆりの塔へ向かう
ひめゆりに着く途中「ひめゆりステーキ」とかいう何ともポップなフォントで描かれた看板を見つけ、こんな観光名所に置いてそうな看板をこういう所に置くのは少し不謹慎では...？
と思ったが他にもそういった看板があった為意外にも観光名所のような感じの扱いらしい
ひめゆりの塔の中は重苦しく戦争を経験した人たちの話は胃が痛くなるような内容だった
特にひめゆり女学院の生徒の顔写真と趣味や死因が書かれた所はもう読んでてかなりキツくて途中で出てしまった
見てきた後だと先程の看板が余計に「それってどうなの？」と感じてくる
平和記念資料館はひめゆりよりか良かった
でも死体の写真をワンクッション無くドーンと置くのは辞めて欲しい。
ひめゆりと平和記念公園を見終わる頃にはもうバスの中の空気は最悪だ。
後ろの人が煩くて沖縄色々解説してくれるバスのよく分からん人の話はなんも聞こえなかった
でもなんだかんだホテルに着き部屋に荷物を置く頃にはテンションはもう先程の20倍位に跳ね上がり、女子トークに花を咲かせていた
1日目でもう疲れてた為11時位には皆寝てたと思う
2日目、私はカヌーと間違えシュノーケルを選んでしまい友達とは離れ離れになっていたが
8年の頃私に唯一話しかけてくれた子が、私を見るやいなや「8年の頃一緒だったよね！？え！仲良くなろ！？」と言ってくれて、正直私の事なんて覚えてないと思っていたからかなり嬉しかったのを覚えてる
シュノーケルは海で15分間くらい遊べる
その分カヌーよりお得だ。
よく分からない説明を聞き、船に乗りゴーグル？を付ける
その時私のゴーグルが上手くぴっちり付かず、手伝って貰っていたら係の人に少しだけキレ気味で「顔がちっちゃいからだめだ！！」と言われ、キレ気味で言われたの面白すぎてにやけてた。
案の定途中で水が入りまくり溺れかけたが。
シュノーケルはカヌーよりお得だと思う。
海が綺麗すぎて、視界の端に「写真: アフロ」と書かれてそうな位良くテレビや雑誌でみる光景のまんまだった
クマノミも居たしヒトデも触った、カヌーなんて東京でも出来るのだからやっぱりシュノーケルはお得だ
フェリーではさっきの8年の頃一緒だった天使が「一緒に乗ろ！」と言ってくれて隣で10分位は話してた
途中でどちらも寝てしまったけど、一緒に乗ってくれたのは有難い、天使だと思う。
民泊は飛ばしてもう4日目、美ら海水族館では民泊で仲良くなった子と一緒に周った
イルカの餌やりを体験したのだが、エサをやったイルカが私の知っているイルカとは違う小さめのクジラとサメを足して2で割った様な物で
（本当にこれはイルカなのだろうか...）と思いながらうにうに動いている口を目掛け魚を投げていた。
可愛いは可愛いが謎生物すぎて印象に残る
途中レモネードを買った店の店員さんが凄くイケメンだったのも覚えてる
そんなこんなでホテルに着き、最後の友達とのお泊まりを楽しむ
そんなこんなで私の沖縄修学旅行は終わった。
首里城は地獄でしかなかったため無かった事にしよう
国際通りもそれと言って語ることが無いため、私の修学旅行は実質4日目で終わりである。
本当に民泊以外に語ることが無さすぎて苦し紛れだったが、本当に楽しい修学旅行だった。
関わってくれた大人の人達には本当に感謝を伝えたい、最後の修学旅行、ありがとうございました！






（副校長　石井）