小学校
先生コラム
【3年生】みんなで創りあげた朗読発表会!
元気印の3年生が、「三年とうげ」(李錦玉作)の朗読発表会を行いました!
「三年とうげで転ぶと三年しか生きられない」という言い伝えがあり、その峠で転んでしまったおじいさんは、言い伝えを信じて、具合が悪くなってしまいました。
そこに水車小屋のトルトリが来て、「三年とうげで転べば転ぶほど寿命がのびる」ということ説き、おじいさんは喜んで、とうげで何度も転び、その後幸せに長生きしました、という民話です。
1組は、手話で表現したり、うたを足したり、子どもたちのアイディアが生かされた発表でした。
2組は、おじいさんが峠で転んだ様子を実際に演じたり、大事な文章を2,3回繰り返して朗読したり、三年とうげの歌を歌ったり、楽しんで朗読していました。
どちらのクラスも、「三年とうげで転んだならば三年きりしか生きられぬ」という部分は不気味に朗読し、「一ぺん転べば三年で、十ぺん転べば三十年、百ぺん転べば三百年、・・・長生きするとは、こりゃ めでたい!」という部分は、明るく楽しそうに朗読していました。
ネガティブな言い伝えをポジティブに変えるというお話の面白さを、両クラスとも身体全体で表現していた子どもたち。
保護者の方々もたくさん応援に来てくださり、子どもたちの頑張りを褒めてくださっていました。
3年生のみなさん。素敵な朗読発表会をありがとうございました!
(副校長 伊野)