明星学園

各教科の特徴

《国語科》

言葉は思考するための道具であると同時に、想像力の源泉でもあります。想像力とは、異なる他者の現実を推し量る力であり、未だ存在しない現実を創造する力でもあります。国語科では、他者の思考や心情を理解するための精確な読解力の養成を目指しつつ、その先に、自らが培った想像力で多様な現実を生き抜く力や、理想を描く意思を育んでいけるよう、時代や文化の異なるさまざまな〈物語〉に触れていきます。


《社会科》

社会における複雑な出来事と背景にある諸事情を学ぶことをきっかけに、時代や地域により多様な「人々の価値観」「政治経済体制」などについて関心を深め、理解していくことを大切にしています。自らの考えを持ち、相互に伝えあう経験を通じて、社会で必要な合意形成を図る能力を育成します。社会や人間について多角的に理解することによって、社会認識の向上と市民的資質の形成を目指します。


《数学科》

論理的に筋道を立て証明・説明することを通して、明晰な思考力を育む。
数・量および空間について学びます。論理的に筋道を立て証明・説明することを通して、明晰な思考力を育んでいくことを目指します。方程式や関数、図形、集合、確率などの基礎的内容を学んだ後、2年次以降、三角関数、指数・対数、微分・積分などについて学んでいきます。必修科目では、習熟度別授業を実施しています。


《理科》

必修として1年次に化学反応、生命・自然、運動・エネルギーに関する基礎を学び、2年次に地球・宇宙に関する基礎を学ぶ。2年次以降は、選択科目として理科4分野の発展的な内容を学んでいく。
理科4分野の学習によって、身近に、あらゆるところに存在する“自然”とその法則性について認識し、“豊かな自然”を実感する心の豊かさや、私たちをとりまく現象の本質を判断する力を育んでいく。


《外国語科》

世界にある異文化の価値観を学び、自分自身の活躍の場を広げるためのコミュニケーション能力の向上を目指します。必修授業の「英語コミュニケーション」を土台にして、少人数制の授業や、ネイティブスピーカーによる授業など、受験や留学など目的に合わせて効果的な授業が選択できます。英語学習に必要な4技能(読む・書く・聴く・話す)をバリエーション豊かに学習できます。


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《体育科》

1年次から3年次まで必修科目が設置され、様々な身体技能を使い、成長させながら各種目の運動動作を楽しめるようじっくりと習得していきます。1年次は、“からだ”と“うごき”にこだわった内容で構成され、2年次は、教養・文化としてのスポーツを身につけることを目標としています。3年次では必修でありながら種目の系統を選択することができ、より専門性を深めた中でスポーツを楽しむことができます。


《音楽科》

1年生の音楽授業では、「 良い姿勢で身体を使って歌うこと 」と、仲間と「響きのある合唱をすること」がメインです。 2年生は音楽コースとして、歌唱、アンサンブル(器楽)、ソルフェージュを週6時間、3年生は音楽史が増え週8時間の授業があります。 また、「オペラミュージカル」、「ボーカルトレーニング」や「キーボード」、「音楽鑑賞」などのバリエーション豊かなカリキュラムを自由に選択することができます。


《美術科》

本校の美術の授業では、技術だけにとらわれない豊かな視覚イメージの思考と経験を大切にしたカリキュラムが組まれています。1年生の「美術」を始めとし、美術コースを選択した2年生からは「絵画」「デザイン」「素描」「作品鑑賞」「素材技法」「CGデザイン」「立体表現」「美術史」「表現演習」という九種類の多彩な授業を設けています。各授業では、専門性の高い教員が担当し、活きた美術を共に学びます。


《生活科》

自立した生活者をめざします。必修1年次に「生活」で理論と実習の基礎基本を学びます。2年次・3年次では「調理Ⅰ」「調理Ⅱ」「服飾デザインⅠ」「服飾デザインⅡ」「幼児教育Ⅰ」「幼児教育Ⅱ」「手芸」「住居」「華道」「染色」と本校独自の伝統的な選択科目があります。初心者に専門家が手取り足取りお教えしますので、安心して楽しく学びましょう。


《情報科》

「情報」や「情報技術」を活用するための知識や技能を身につけ、情報化社会におけるモラルやリテラシー、基礎的な論理的思考力を育むことを目標としています。iMacを用いて基本的なパソコン操作を習得し、ワープロ、表計算、プレゼンテーションアプリケーションを使用して、情報処理の方法を学びます。また、機器の扱いだけでなく、情報化社会に参画する者として重要となるモラルやリテラシーを身に付けることも大切にしています。


《総合科》

本校では「総合的な探究(学習)の時間」を特色ある選択科目として設置しています。例年、8種類程度の授業を開講し、生徒は各自の興味や関心にあわせて授業を選択します。それら「総合」の科目はいずれも、「学際性」「能動性」という2つのキーワードのもと、既存の教科教育とは異なった教科横断的な学習内容に取り組み、生徒一人一人が調査・議論・発表等を通じてより積極的な学びの場として活用できることを目指しています。

【過去3年間の「総合的な探究(学習)」特別授業名 ◎例年8種類程度設置】
異文化理解・役に立つ数学・古典文化論・現在社会論考・人生設計をしてみよう・美術と社会・音楽を科学する・地理的探究・FP入門・哲学・整体講座・作詞入門・古代研究・ジェンダー入門・環境科学(地球クラブ)