小学校
教科の授業
4年生 社会科見学 玉川上水の成り立ち
4年生は社会科見学で羽村取水堰と博物館に行ってきました。社会科で学習している「玉川上水の成り立ち」を現地に行って見学する一日です。
最初の目的地、羽村取水堰に到着。いわゆる玉川上水の出発地点です。
明星学園の近くにも玉川上水が流れていますが、水は静かに流れる程度で勢いもそれほど強くありません。一方この羽村の取水堰では水の量も多く、「ゴォゴォ・・・」と音を立てて勢いよく流れていました。
「同じ玉川上水なのに、学校の近くと比べて勢いが全然違うね」
「あそこから水が入っていくよ!」
社会科担当の江口先生が次のように問いかけました。
「電気も、重機もない時代にシャベルだけで、この距離を掘ったんだよ。完成までにどのくらいの日数がかかったと思いますか?」
「5年ぐらい?」
「手で掘ったんだからもっとかかるんじゃない? 10年ぐらい?」
じつは・・・
「今からおよそ370年前、水不足に悩んでいた幕府は江戸の町に水をもたらそうと計画を立てました。1653年の4月から作り始め、その年の11月には完成しました。つまり完成までわずか8カ月です。すごいでしょ。しかもすべて手掘りです。水が流れるようにちょっとずつ傾き(勾配)をつけて、ここから江戸城近くまで水を引きました。」
目の前に流れる取水堰を見て、当時の人々の苦労を肌で感じた瞬間でした。
続いて羽村郷土博物館に移動。
入り口で学芸員さんのお話を聞きました。みんなはとてもよく聞いて、質問もたくさんできました。
「木樋(もくひ)はどうやってくり抜いて作ったのですか?」
「玉川上水は何人ぐらいでつくったのですか?」
「玉川上水の傾斜は10mで2cm下がると言っていましたが、機械もない時代にどうやってつくったのですか?」
などなど具体的な質問がたくさん出されました。
館内には実物大の当時の水門があったり、江戸の町に水を配った木の水道管(木樋)が展示されていたりと、当時の様子を学ぶことができました。「本物を見る」という経験を通して、当時の人々の努力や苦労、技術力の高さなどを感じることができました。
(広報部 冨田)















