小学校
先生コラム
1年生 美術 紙を丸めて、ちぎって…何ができたかな?
ミノムシは秋に蓑をつくるため、俳句では秋の季語だそうです。
今日のお題は「ミノムシ」。
絵本を見ながら、「ミノムシ知っている!」「見たことある!」と子どもたち。
今日はミノムシをつくるよ!と聞いて…。
「え~!」「どんなふうに!」
ジャジャジャーン!
紙袋から登場したミノムシに、子ども達は「かわいい!」。
ミノムシが、どんな材料で作られているか確認し、子ども達の制作が始まりました。
紙コップの底に鉛筆で穴を開け、タコ糸を通します。
色画用紙を3枚選び、くしゃくしゃっと丸めます。
その色画用紙を手でちぎります。
色画用紙を手でちぎりながら、「どうしてはさみで切らないの?」と羽生ちゃんに質問する子がおりました。
と、その質問に「手でちぎると、色画用紙の端がフサフサしているからかな?」と答える子がおり、またある子が「確かに!なんだか葉っぱっぽいね」と答え…。
その会話を聞いて、子ども達は、お友達の言うことを良く聞いて、ミノムシづくりのポイントになることをしっかりつかんでいるなぁと思いました。
ミノムシの目をつくる場面では、どんな目にしようか、お友達と相談しながら、色々な目ができあがりました。
その目を丸く切り取り、「コンタクト!」と言って、自分の目の所にもっていき、クラス中に笑いの渦が起こりました。どこもかしこも「コンタクト!」。「おもしろい目だね!」「可愛い!」「寝てる目かな?」。
そのような温かなやり取りの中で、素敵な作品が出来上がりました!
教室の壁や柱に、可愛いミノムシがたくさん飾られています。
ぜひ、ミノムシたちに会いにお出でください。
(副校長 伊野)





