千倉行事 5年(最終日)

いよいよ千倉行事も最終日です!

前回の伊豆大島行事では、最終日に思わぬハプニングがありました。(記事参照:伊豆大島見学旅行 三日目https://www.myojogakuen.ed.jp/newstopic/elementary/elem_event/newstopic_21465/

「今回も何かが起こるのではないだろうか……。」

「ちゃんと帰れるのだろうか……。」 

なぜか朝から落ち着かない学年の先生たち。

 

昨晩の5年生は消灯時間よりも前に布団へ入り、あっという間に寝ています。

おかしい……。

嵐の前の静けさ……ではないと信じたいのですが、あまりにも順調すぎます。

そんな先生たちの心配をよそに、食事当番のみなさんは朝から大活躍! 

3日間お世話になった矢原荘でいただく朝食も、これが最後です。 

早寝早起きのおかげで、お腹はぺこぺこ。

おいしい朝食をしっかり食べ、海へ向かいました。

海に着いたら、まずはビーチクリーンです。 

3日間お世話になった海岸を、みんなできれいにしていきます。

昨日の朝の散歩では、地域の方が2名、ビーチクリーンをしてくださっていました。

 

今日は70名以上の僕たちも加わります。人数が増えると、たくさんあった流木もどんどん片付いていきます。

海岸がきれいになったところで、本日最後のプログラム。磯の生き物観察です。

 

5年生、千倉での磯遊びは初めて。

今日はどんな生き物たちに出会えるのか楽しみです。

岩場をのぞいてみると、あちらこちらにカニの姿。 

少しでも近づこうものなら、あっという間に岩の隙間へ逃げ込んでしまいます。

 

探索を始めて10分ほど。

岩陰から、にょろりと細長い魚が姿を現しました。

なんと、トラウツボです!

トラ模様の体をもつウツボの仲間で、鋭い歯をもち、噛まれると危険な魚です。

残念ながら、あまりにも突然の出来事だったため、写真を撮ることはできませんでしたが、自然の海ならではのドキドキの出会いとなりました。

飛び込みもしながら遊んでいると、 

「大きい!!」

今度は黄色チームが大物のカニを発見したようです。

 

挟まれたら大変。慎重に慎重に、みんなで協力して追い込んでいきます。

たしかに大きい! 

この日一番大きなカニを捕まえたのは黄色チームでした。 

さらに岩場を観察していると、 

「ダンゴムシ?」「なんか三葉虫みたいなのがいる!」という声。

子どもたちが見つけたのは、岩にぴったり張り付いているヒザラガイという生き物です。

見た目はダンゴムシや、はるか昔に絶滅した三葉虫にも似ていますが、実は貝の仲間です。 

全国の海岸で見られる身近な生き物ですが、非常に面白い特徴があります。

 

それは、「磁石にくっつく歯」を持っていることです。

ヒザラガイは岩に生えた藻を削り取って食べます。

そのため、歯には砂鉄と同じ「磁鉄鉱(じてっこう)」という非常に硬い鉱物が含まれており、磁石にくっつくのです。この歯は、すべての生物の中で最も硬い歯の一つともいわれています。

初日に作ったフォトフレームに飾るため、最後にみんなで集合写真を撮りました。

 

これで、千倉の思い出がぎゅっと詰まったフォトフレームが完成しますね。

 

宿へ戻ると、お待ちかねのお昼ご飯です。

矢原荘さんが栽培・収穫したおいしいお米をいただくのも、これで最後。 

名残惜しい気持ちで味わいながら、しっかりいただきました。

そして閉校式。

3日間お世話になった矢原荘の社長さんからご挨拶をいただき、子どもたちからも感謝の気持ちを伝えました。

さて、いよいよ帰る時間です。

バスに乗り込み、矢原荘のみなさん、そして片付けのためにもう一泊してくださる先生方に手を振って出発しました。

初日にも色々とトラブルはありましたが、ここまではとても順調。

……が、帰り道は予想をはるかに超える大渋滞。

 

吉祥寺まで、5時間の長旅となってしまいました。

解散は19時。

前回の伊豆大島行事では延泊となったことを思えば、今回、無事に帰って来られたことが何よりです。

予定よりかなり遅い到着となりましたが、バスの中では最後まで友達との時間を楽しんでいました。

海で思い切り遊び、自分たちで魚をさばき、みんなと楽しんだ3日間。

天候や渋滞など予定が変わる場面もありましたが、その時々を前向きに楽しむ5年生の姿が、とても印象的でした。

「みんなで行くから楽しい。」

そうなのです。

充実した千倉行事となりました。また来年、この海で会いましょう!

(広報部 是恒)

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