小学校
先生ブログ
第2回参観説明会 校長だより
本日、第二回目の参観説明会がありました。
小雨が降る中、学園に足を運んでいただいたみなさま、ありがとうございました。本日の参観は楽しんでいただけましたでしょうか。こどもたちもがんばっていたと思います。
夏休みはどうでしたか?
二学期が始まり1週間が経ちました。それぞれ夏休みはどのように過ごされたのでしょうね。
4年生から6年生までは夏休みに入ってすぐ、千倉での夏季生活がありました。4年生にとっては初めての千倉。5年生と6年生にとっては1年ぶりの千倉です。今年も大きな天候の崩れや台風の影響を受けず、順調に行事を行うことができましたが、一つだけ読めないのは帰りの渋滞です。以前、電車で行っていた頃は、吉祥寺駅に集合し、朝のラッシュ時に中央線で東京駅まで行き、駅構内をかなり歩いて内房線のホームにたどり着く頃にはちょっとグッタリ。そんな時代からすると、吉祥寺から千倉までバス一つで行くことができることは、夢のようです。しかしその代償として帰りの渋滞がときにはありますが、こどもたちにとってはそれもまた楽しい時間なのかもしれません。また千倉では水泳以外の時間帯に各学年が独自のプログラムを考え、実施しています。そして長い千倉の歴史の中でも初めて行われたプログラムがあります。それが4年生のときに行われた「房州うちわ」づくりです。この「房州うちわ」、「京うちわ」「丸亀うちわ」と並ぶ日本三大うちわの一つで丸い柄が特徴です。千倉周辺の伝統工芸品で、出来上がったうちわのクオリティも高く、我々大人にとってもいい経験となりました。そのような今年の千倉行事が無事に終わり、ホッとしています。
そして例年通り、こどもたちはさまざまなところへ出かけたようですね。夏休み作品展に出品されている作品を見ると、そのことが伝わってきます。
例年行われているその「夏休み作品展」ですが、今年も力作がそろいました。1,2年生の部屋、3,4年生の部屋、5,6年生の部屋と順番に観ていくと、成長の度合いがよくわかります。とはいえ、中にはこの学年の子が、これほどの作品を作ってくるのかと驚かされる場面もたくさんあります。さらに今年は大きな作品も目につきました。始業式の日に正門に立って見ていると、その間にも2年生のK•Oくんが紙コップで作った大きなたまごを担いできたように、大きな袋や箱を抱えて投稿してくるこどもがいました。それにしても3年生のT•Sくんのオオサンショウウオや、5年生のA•Hくんの高知県のパネルなどは運ぶのに大変だったろうなと思います。
そのような今年の作品展ですが、特に私が個人的に注目した作品がいくつかあります。まずは1年生のY•Kくんの「くわがたはどんないろがすき?」という作品です。Kくんは自分で実際にやってみて結果を導き出しています。彼のように自分がやってみた過程をまとめることは、やがてさまざまな場面で必要な力となるでしょう。Kくんと同様に、実際に実験してみた結果をまとめた作品が多数あったので、とても嬉しく思いました。
また沖縄などで手に入れることのできる「星の砂」を使って夏の星座をあらわした1年生のA•Iさんの作品も素敵でしたし、そのアイディアが「なるほど!」と思いました。
そして驚いたのは4年生のI•Iくんの作品です。井の頭公園の昆虫と書いてありましたが、まだまだ井の頭公園にもこれだけの昆虫がいるんですね。
5年生のN•Mさんのように、自分のふとした疑問について掘り下げていったり、6年生のY•Kくんのように夏休みに読んだ本のミニチュア版を作って評価をつけたり、本当にいろいろあり、感性豊かな素晴らしい作品展となりました
季節の移り変わり
今年の夏は比較的過ごしやすい期間がありましたが、それでも夏は暑さとの戦いでした。特に日本私立小学校連合会の研修で神戸に行った時は、「これが関西の暑さか!」と驚いたほどです。特に研修会場は駅から山に向かってずっと登り。会場に着いた頃には汗だくでした。(そこから見下ろす海までの景色は最高でしたが…。)
そして学校に出勤しているときに2度ほどゲリラ豪雨があったのですが、そのうちの一つは千葉県に大きな被害をもたらしたものでした。今年は台風も多く、これから先、運動会の練習が始まりますが、本番を含め天候に左右されそうな雰囲気です。こどもたちが安全に活動できるよう、注意が必要ですね。
さて、神戸は暑かったのですが、それでも秋は確実にきているようで、神戸の街中でも赤トンボをよく見かけました。東京はこれからキンモクセイが咲き、街中が花の香りでいっぱいになるでしょう。また先日バス組の通学路を歩いてみたら、まだ小さなドングリがたわわに実っていました。ヤマボウシの甘く赤い実はすでに落ち始めていましたし、トチの実も落ち始めるでしょう。これから本格的な秋が始まりますね。さらなる台風の発生が心配ではありますが、まずは無事に運動会が開催されることを願っています。
ほんのちょっとの紹介
みなさん、夏休みにはたくさんの本を読んだでしょうか。私はこの夏休みはあまり時間がなく、『鏡の国のアリス』(ルイス・キャロル作、生野幸吉訳、ジョン・テニエル絵、福音館文庫)を読み始めたのですが、残念ながら途中で挫折。文章での描写を頭の中で十分に絵にできなかったのだと思います。訳者が違う本も出版されているので、どこかで再チャレンジしてみたいと思っています。
さて、二学期に入り大きな行事として運動会があります。今はそれぞれの学年がいろいろな競技を考えているところだと思います。そんな運動会を前にして、「もっと足が速くなったらなぁ…」と感じている人もいるかもしれません。魔法の靴を手に入れて、速く走れる(なんでもできる)ようになったら…。そんなことを考えた少年のお話です。作者のウルフ・スタルクさんはスウェーデンの方で、他にもたくさんの児童書を描いています。またスタルクさんの本といえば必ずと言っていいほど菱木晃子さんが翻訳をされているのですが、以前その菱木さんを明星にお呼びし、講演をしていただいたことがあります。その時もスウェーデンのお話が中心になっていたと思います。本を読むと、日本とはまた違ったスウェーデンの生活があり、そんなところもまた読みどころです。
内容的には6年生ぐらいがちょうどいいかと思います。一度、手に取ってみてはどうでしょうか。(ウルフ・スタルク作、菱木晃子訳、はたこうしろう絵、小峰書店)
(校長 照井)








